年金問題 ① ・・・ 人口ピラミッドから年金問題を考える

l_188_01一般的に経済的に成熟する程、その国の
出生率は低下すると言われています。

さらには、日本は高齢化のスピードが早く、
諸外国に較べて早く高齢化社会へ突入します。

もう皆さんは原因をご存知ですよね。
いわゆる「少子高齢化」です。

〇「少子」
sp子供の数が少なくなるのは、戦前の
sp「産めよ増やせよ」の「富国強兵」策から
sp戦後の思想・生活の欧米化、および
sp経済の成熟によるものでしょうか。
〇「高齢化」
sp戦前の子だくさんの世代、戦後の団塊の世代
spが65歳以上になり、まさに高齢化社会到来です。

今回は、第2次大戦後の日本が、少子高齢化社会に
到るまでの人口ピラミッドの変化を見てみましょう。

ご存知でしょうが、人口ピラミッドとは、国や地域の
人口を性別・年齢でグラフ化したものです。

年齢別、男女別の人口が、非常に分かりやすく
グラフ化されます。

なお、下図の人口ピラミッド図は、総務省統計局の
のホームページより借用しています。

通常の人口ピラミッド

age_pop_1935_s
右の人口ピラミッドは1935年(大正10年)、
日本が西洋に追いつけ追い越せの時代の
人口ピラミッドです。

特に人口構成に影響するような大きな出来事が
なく、比較的平和な時代の人口ピラミッドです。
まさに人口ピラミッドですね。

発展途上国のような多産多死社会でよく見られる
形です。

第2次大戦後の人口ピラミッド

spspspspsppspsp①          ②           ③
1945_1980_s2

 

上の人口ピラミッドにおいて、左から
① 第2次世界大戦終了の1945年
spsp終戦の年なので、戦地に居る青年、壮年男子は
spspまだ復員していないと思われます。s
② 第2次世界大戦後5年経過した1950年
spsp戦地よりの復員。第一次ベビーブーム。
spsp団塊の世代がピラミッドの最下部に現れた
spsp時代です。
③ バブル直前の1980年
spsp団塊の世代が壮年になり、段階ジュニアが
spsp
ピラミッドの下層部に現れた時代です。
spspこの段階になるともうピラミッドの形が
spsp壊れています。

「団塊の世代」の誕生です。
この団塊の世代は、その後の大きな「うねり」と
なって日本の歴史を駆け抜けて行く事になります。

● 義務教育時代は、教室はスシ詰め状態で各学年は
SPすごい数のクラス。
● 大学時代は、過激な学生運動。
● 社会にでると、企業戦士。
● 「団塊ジュニア」と言う2つ目の大きな「うねり」
SPを産み出す。
● 退職後は、まさに高齢化社会を生み出す。

この様に、此れまで此れからと色々な大きな影響を
社会に与え続けていきます。

現在、近未来の人口ピラミッド

spspspspspspssp           ⑤           ⑥
2010_2030_s

 

将来の日本の人口ピラミッドは、ピラミッドではなく
壷型の逆ピラミッドとなります。

この壷型の逆ピラミッドは、政治、経済的に成熟した
先進国に多く見られるタイプです。

④ 2010年 ・・・ 団塊の世代が60歳代になり、何らかの形で
spspspspsp年金を受取り始めた時期です。
⑤ 2020年 ・・・ 団塊の世代が少し減少した分、団塊ジュニアの
spspspspsp年齢層がウェイトを大きくなってきました。
⑥ 2030年 ・・・ 60歳を目前にした団塊ジュニア。
spspspspsp団塊の世代は高齢化が進み、その人口が減少しています。

spspspspspこの時点で、団塊ジュニアの公的年金の受給開始年齢は
spspspspsp何歳になっているのでしょうか?
spspspsp

これからの日本において、多数派となる高齢者は
年金制度、医療・介護制度などに大きな影響を及ぼします。

彼ら(私自身も団塊の世代の範疇に入ります)
は選挙権を持っています。

この事は、自らの権利を主張し擁護する政治的な力を
持っていると言う事です。

年金制度、医療・介護制度は、現役世代がその財源を
負担するいわゆる「世代間扶養」制度です。

④、⑤、⑥と高齢者が増大し、逆に現役世代が
縮小していく社会において、現在の年金制度、
医療・介護制度を維持できると思いますか?

私個人は維持できないと考えています。

公的年金を当てにした生活は、
非常に危険だとは思いませんか?

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